MongoDB - Usage

MongoDB - Usage#

MongoDB+Pythonの組み合わせで、前編で述べたDBにアクセス、データの作成、更新をコードを書きながら手を動かし、把握していく。

デモ: MongoDB+Python(現時点で ver3.9.6)#

1. pymongoモジュールを導入#

pip install pymongo

import pymongoまたはpymongo.versionでインストール状況が確認できる

2. アクセス方法(ローカルサーバ)#

mongodb://{DBサーバ(127.0.0.1)}:{ポート番号(27017)}

_mongo_connection.py を作成する。以下のコードで実行してみる。

from pymongo import MongoClient

uri = 'mongodb://127.0.0.1:27017'
client = MongoClient(uri)
print(client)

3. 作成#

予めDB、コレクション、ドキュメントを作成していない前提とし、下記のコードを実行してもエラーが起こられない。

DB(eshop)、コレクション(user)、ドキュメント(username…)が存在していない場合、MongoDBが自動的に作成してくれる。

db = client['eshop']
user_coll = db['user']
new_user = {"username": "nina", "password": "qazwsx", "email": "mongodbtst@tst.com"}
result = user_coll.insert_one(new_user)
print(result)

実際、_mongo_connection.pyはこのようになる。 mongodb02-py05.png 「2. アクセス方法」の最後に、注意事項で述べたことを作成する前に再現する。

手動でbrew services stop mongodb-communityコマンドを叩いて実行し、エラーが返された。 そして、brew services restart mongodb-communityで再起動して実行した結果。
参照：Error: couldn’t connect to server 127.0.0.1:27017

サーバを再起動してから、

<pymongo.results.InsertOneResult object at 0x102f81f00>

が返された。実際DB上はどうなっているのかを確認する。 DB(eshop)、コレクション(user)、ドキュメントがローカルサーバに存在してなかったが、ただ数行のコマンドで作成された。SQLの場合は、…まずDBを作るからスタートしないとね。

4. 更新#

指定したfieldがなくても、自動的に作成される。 本来のコレクションの構造が変更されない。

result = user_coll.update_one(
    {"username": "nina"},
    {"$set": {"phone": "123456789"}}
)

上記を_mongo_connection.pyに追記して、不要な出力(option)と作成部分をコメントアウトする。

mongodb02-py06

実行してからDBを確認する。 下図のように、”phone”というfieldは更新する前には、存在してなかった。

mongodb02-iterm01

所感#

今回MongoDB+Pythonを動かしてみて、必要なソースコードがそのように少ないと思ってなかった。従来使い慣れきたSQLより、シンプル！と感じた。ほかの魅力はまだあるが、本文はここまでにする。

おまけ - MongoDB+Go(現時点で ver1.16.5)#

ローカルサーバにアクセスする方法#

上記のPythonデモと同様、GoでMongoDBのローカルサーバに接続するとき、ソースコードはどのようになるのかをみてみよう。 参照：MongoDB Go Driver

   package main

   import (
      "context"
      "fmt"
      "time"

      "go.mongodb.org/mongo-driver/mongo"
      "go.mongodb.org/mongo-driver/mongo/options"
      "go.mongodb.org/mongo-driver/mongo/readpref"
   )

   func main() {
       // Replace the uri string with your MongoDB deployment's connection string.
       uri := "mongodb://localhost:27017"
       ctx, cancel := context.WithTimeout(context.Background(), 10*time.Second)
       defer cancel()

       client, err := mongo.Connect(ctx, options.Client().ApplyURI(uri))
       if err != nil {
          panic(err)
       }

       defer func() {
          if err = client.Disconnect(ctx); err != nil {
             panic(err)
          }
       }()

       // Ping the primary
       if err := client.Ping(ctx, readpref.Primary()); err != nil {
          panic(err)
       }

       fmt.Println("Successfully connected and pinged.")
    }

Pythonよりかなりソースコードがいるような気がした。もっと簡潔に書けるかもしれないが、今回、そこまでに追い付かないことにする。

Contents